周辺の人を眺めて

 高年齢者が年少者を見るとき、年少者を以前からよく知っている場合と知らない場合とで、前者は実態より未成熟に、後者は実態より成熟して想定してしまう。前者では高齢者(実態A)は自分の時間経過で以前の年少者(実態B)の成熟を推定する、後者は同様に自分の時間経過で自分の成熟度から巻き戻すためである。前者の例は親が子供を見るときであり、後者の例は自分の周辺に年少者が現れる場合であろう。

逆に年少者が高齢者を見るときには、初めに想像する場合には自分の時間経過で相手を判断するため若い時ほど年長者はより成熟していると感じるはずだ。学校などで上級生ははるかに大人びて感じたことはあると思える。

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いま高齢者になって、かつての同年代の人の気持ちを想像する場合がある。これは時間経過が同じ時点での成熟度(もちろん通過した環境は異なっているが)に依存する部分であり異なった議論である。

以下は追加事項

ジャネの法則19世紀のフランスの哲学者・ポール・ジャネが発案した、主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるという現象を心理学的に説明したものである。時間の長さとは、追加される新たな記憶という意味であろう。すべて忘れては生活できないが、

改めて縦軸の成熟度が気になってきた。成熟度:環境に対して自己を適応させていくこと。環境と自己意識のギャブが少なくなっていく過程。
環境が変わっていくとき、個人個人の成熟度は個人ベースで異なる場合もある。例えばタイムマシンで現代に現れた昔の人の成熟度は

東北旅行:GW前

東北旅行を行った。GW前の4月19日(水)から23日(日)までの5日間だ。JRのフルムーン・グリーンパス5日間82,800円を利用した。桜を見てみたいと思った。仙台柘榴公園、角館武家屋敷、秋田千秋公園弘前城盛岡城跡、平泉と廻った。秋田からたまたま五能線経由の快速・リゾートしらかみを利用した。リゾートしらかみ車内での津軽三味線の生演奏には旅情を掻き立てられた。

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また弘前城植物園には野草がきれいに咲いていた。

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平泉ではちょうど桜は見ごろだった。総じて東北では桜の種類は多かった。

ところで平泉・藤原氏の歴史は興味深かった。東北に突然発生した文化背景があったのだろうか

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「はてな」ブログを始めました

今回「はてな」ブログで日々の記録に挑戦してみることにしました。

読書の記録は「メディアマーカー」、ハイキングの記録は「ヤマレコ」で対応しています。それぞれ特化しているので利用価値は大きいと感じています。

はてな」では日常感じたことを気楽に綴っていきたいと思っています。ある意味でのこれからの成長が楽しみです。