骨すべり症の確認とリハビリ体制

2010年当時、勤務先まで歩いていくとき間歇歩行に悩まされていた時期があった。間歇歩行の症状が顕著に表れ始めたのは、歩くことも含めて運動を制限せざるを得なかった2006年当時であった。2006年(平成18年)11月7日にX線画像を取った結果からは、第4腰椎が前方に滑っていることがわかった。その後徐々に散歩を増やしてどうにか普通に歩けるようになったが、さらに時間的に余裕があるときには通勤時の取り換えを省略し勤務先までのほぼ3kmの道のりを時々立ち止まることを繰り返しながら歩くことに努力した。2013年に体重が急に減少したが、この成果かもしれない。その後2014年6月で退職、勤務先に行く機会が無くなった一方、時間が自由になったこともあり様々な形でのリハビリテーションに努めたいと考えた。

旧来から野外活動が好きであったため、学生時代には気分転換・運動も兼ね、登山やカヌーの体験があった。また最初に勤務した当時自転車に興味を持ち、一日200km程度乗ったこともあった。この機会にとりあえずもう少し親しんでみようと考えた。

登山については、より一層の安全確認を充実させる意味で2014年8月にGPSを購入した。2016年10月からヤマレコに登山記録を掲載し、記録の充実が楽しみになった。

カヌーについては、2016年9月にカヌー教室に参加、かなり興味が惹かれたので翌2017年には通年参加を予定した。2回ほど参加したが、ある程度以上のレベルになると自分の体形に合った大きさ・運ぶ自動車などが欲しくなったのでとりあえず中止している。

自転車については、2016年3月末に、輪行しまなみ海道を自転車で走ってみた。久しぶりにパンク修理を体験した。その後、30km内外の短距離利用を重ねている。

新規に興味を惹かれたのは乗馬だ。2016年1月11日たまたま無料体験キャンペーンで乗馬を行い終了時には腰周辺が軽くなったように感じたものだった。とりあえず情報を収集してみた。馬の役割には長い歴史があり、現在残っている馬の文化は調教も含め地域によって異なっていることを理解した。体験した乗馬はいわゆるイングリッシュ・スタイルといわれるもので、単純に野外行動に惹かれていたこともあり、ウェスタン・スタイルの乗馬クラブを6月に訪れた。さらに翌1917年春には旧来の日本の馬術という意味で木曽馬の調教と流鏑馬教室を開いている乗馬クラブを訪問した。また夏には今でも馬が生活の一部になっている内モンゴルの2週間ツアーに参加した。アクセスしにくいのが欠点だ。

ヤマレコへの登山記録の掲載は2018年には42回(月平均3.3回)に達したが、とりあえず今年は月4回を目指してみたいと考えている。

参考のために、いままで記録していた体重の変化を確認してみよう。2013年に急に減少した体重が再び増加、一方従来の間歇歩行が2014年頃から見られなくなり坐骨神経痛も気にならなくなっていたが、2019年頃から登山開始時に右脚付け根に痛みを感じることが多くなった。間歇歩行からの回復は体重が軽くなったことが理由の一端かもしれない。

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BMIで適正体重を確認してみよう。BMIは、18.5未満(低体重)・18.5〜25(普通)・25以上(肥満)とされ、22が最も理想的とされている。以下は、身長と体重を同時に測定したときの値だ。最近徐々に肥満に向かっているのでもうちょっと下げることに努力したい。

 

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背骨が関係しているという意味で、2006年(平成18年)11月7日の背骨のX線画像を示した。第4腰椎が前方・左側に滑っていることがよくわかる。

2017年夏にモンゴル乗馬ツアーに参加した。6日目には速足時の馬の上で体を立てておくのが難しくなり、ついつい鞍の前を握ってしまった。その後の旅行中腹筋内部が疲労感が辛かった。帰国後整形外科に行ってロキソニンを貰った。X線を取ったら驚いていたが、まあ当然かとも感じている。背骨を支え続けるという意味でこれからも体幹を維持しなければならないのだろう。

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